令和６年度　事業計画書

新型コロナウイルス感染症の「５類」移行から１年が経過し、子供たちの学校生活はようやく日常を取り戻しました。しかし、４年のブランクは大きく、行事等の再開は、学校にとっても、ＰＴＡにとってもご苦労が大きかったのではないかと思います。また、近年はＡＩ、ロボテック、情報化等の発達により社会が大きく変容し、それに応じて学習活動もＩＣＴや主体的で探求型の学習など、大きく姿を変えています。

先の見えにくい時代ではありますが、私たちＰＴＡは「すべては子供たちの夢の実現のために！」をスローガンに、行政、学校、地域との新たな協働関係をつくっていきたいと思います。また、ＰＴＡの存在理由を原点に戻って確認し、単位ＰＴＡの充実、発展を目標に、魅力ある県連活動を企画するとともに各地区の活動を支援し、ＰＴＡの団結を強めることに努めます。県あるいは全国的な課題については、教育委員会等と課題を共有するとともに、九州及び全国から情報を収集するなどして、問題解決に努めます。

以上を踏まえ、本年度は次ぎの取組を活動の重点事項とします。

• ＰＴＡの役割とＰＴＡ活動の魅力化についての取組み
• 他団体や関係機関と連携し、学校教育環境の整備とＩＣＴ教育環境の更なる充実への取組み
• 県教育委員会、校長会、小中学校ＰＴＡ団体等関係諸団体との連携の強化
• ヘルメット着用義務の検証と交通ルールへの理解を高め、交通事故を減少させる取組み
• 人権教育・命を守る教育・情報モラル教育等について、学校、生徒、保護者の連携を強めるための啓発・研修への取組み
• 単位ＰＴＡの運営と活動を支援する取組み
• 進学・就職支援と、学校・生徒・保護者の進路対策情報共有の取組み
• 迅速な情報発信と共有、安定した信頼あるＰＴＡ活動のための広報活動
• 全国高等学校ＰＴＡ連合会賠償責任補償制度、熊本県公立高等学校ＰＴＡ連合会生徒総合保障制度、一般財団法人熊本県ＰＴＡ教育振興財団への認知度の向上と制度理解を深めるための取組み

令和６年度 事業並びに会務計画